足下を見るような商売をしてはいけない

コロナ渦でのマスク販売
ちょっと前にコロナでマスクが全くない状態が続き、フリマアプリやヤフオクでは10倍の金額で転売されていました。
これを商売チャンスだと勘違いした人は薬局やドラックストアに朝からまわり、何セットもマスクを集めそれを転売。
100円のDAISOのマスクが2000円でも売れていました。個人転売レベルであれば稼げてよいのかもしれませんが、これが会社として商売になるかと言えばなりません。間違いなく会社の信用は無くなります。
ではマスク販売の例で失敗した店舗と成功した店舗の例を紹介します
コロナ渦で失敗した店舗
今までまじめに商売をしてきた会社もコロナ渦でマスクが売れると思い大量仕入れをして通常なら700円位のマスクを3500円にして販売。
飛ぶように売れ、利益も上がりましたがマスクが大量に出回ると値崩れし、さらにあの店はマスク転売で稼ぐ汚い店という汚名までつくようになりました。
コロナ渦で成功した店舗
マスクが品薄状態にもかかわらず、普段と同じ値段で販売。営業努力でマスクの在庫も確保。
このような店舗は緊急時にも適正な金額で販売すると印象付けられ、普段からも高い金額で商売せずお客さん主義の店舗なんだなと印象付けます。
マスクも通常より売れ、利益も上がっているのに、お客さんから感謝される店舗になります。
目先の利益だけを求める商売は長く続きません。人の足下もみる商売だけは絶対にしてはいけません、お客さん、店舗、それらに関わる全ての人がwinwinの関係になる。それが成功する店舗作りだと思います。
災害時におこる高額転売
災害時に必ずおこる高額転売。「欲しい人は高くても買うし、逆に感謝される」。欲しい人は高くても買うわけではありません。高くても買う必要性があるからです。プレステ5など購入出来なくても命に関わりません。高いお金を払ってでも欲しい人の気持ちは分かります。
しかし、災害時の高額転売は誰からも感謝されません。本来なら届くはずの商品を独占し、それを高く売るなんて商売人として絶対にしてはいけないこと。
それなのに感謝されてると勘違いして、電池を高額転売したり、マスクや消毒液の買い占め。
このような事をする人は起業する資格はありません。
商売は人の役に立ち、自分も豊になるような商売をしましょう。
ファーストペンギン社長ではそのような起業家を応援していきたいです。